底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる~感想~海外キャバクラで稼げる国は〇〇?
(おもしろい本は目次から興味をそそられる)
カワノアユミさんという水商売歴15年のフリーライターさんの著作
こういうキャバ嬢さんが出した本は、文字数が少なくすぐ読み終わってしまうものが多いというイメージでした
この本は、予想を裏切るボリューム!!
充実した内容で、読みごたえたっぷり!!!
タイトルにある、アジアのキャバクラでナンバー1になったという話については少ししか触れられて触れられておりません
意識高い系の本かと思ったら違った
想像以上の底辺キャバ嬢だったカワノアユミさん
遊ぶことが大好きで趣味や遊びを大事にしたい
でもお金は稼ぎたいし自由に生きていたい
カリスマキャバ嬢や銀座ママの本とは違う
親しみやすさ・共感があります
アラサーで名もなきキャバ嬢の将来の不安
でもまだ熟女ってほどじゃないし、まだそこそこお給料ももらえるし
なんとかなるでしょ!
この感覚がリアル!
アジア各国のキャバクラ
(タイ・香港・シンガポール・カンボジア・ベトナム・マレーシア)
- 高給?薄給?給料の実態
- 寮や女の子の雰囲気
- クソ客とのバトルまで
様々な話がリアルに語られています
キャバクラに限らず、夜の求人はおいしい話しか書かれてません
スカウトも都合のいい話ばかりしてくるし
外キャバ(海外のキャバクラ)で働きたい!
そう思う売れてないキャバ嬢さんは、期待しすぎないように必読
(日本で売れてたらいくらでも海外旅行に行けるだけ稼げるから、わざわざ海外では働こうと思わないよね♪)
各国の
- 夜遊び事情
BAR、クラブ、カラオケ、風俗、連れ出し
- 危ないお薬事情
マリファナ、コカインなど
怪しい情報も赤裸々に語られる
また、駐在員と駐妻の不倫劇を目撃したりと修羅場も
カワノさんは様々な体験をしてその時に思ったことがテンポよくユーモアたっぷりのツッコミつきで語られる
グルメ・食事情についても写真つきで楽しい
治安情報、マッサージや観光地情報、日用品の入手法など
一冊で内容は非常に幅広い
海外キャバ嬢の美容法も貴重な情報だ
美容院、ネイル、脱毛など情報あり
海外のキャバ嬢の性格タイプや、将来のことなども興味深い
海外キャバクラで働く女の子は「海外にでたら何か見つかる」と思ってる女の子が多い
その生き方をいい加減とか流されてるということもできる
しかし、何も行動しないよりは絶対いい
世の中、お金がないと何もできないと思いこんでしまうことも多い
人生が楽しくないことを
- お金がないから
- 環境が悪いから
そう周りのせいにしてしまうことに、心当たりのある人は多いのではないだろうか
それを見つけるために旅に出ること
それは1つの選択としていいと思う
- いい大人だから
- もう◯歳だから
周りはそう言うけど、もっと自由に生きてもいい
人生100年時代
モラトリアムが長くなってもいい
著者のカワノアユミさんですが、綺麗な方です
さすが歌舞伎町や六本木のキャバクラで働いていたという経歴の持ち主
もっと綺麗な女性はいっぱいいる!とか偉そうにのたまう人は、鏡をよく見てください
そして他撮りをしてください
自撮りと他撮りは違うからな!!
充分綺麗なカワノアユミさんなのに、自分を並と言ってしまうところが
水商売の悲しいところ
水商売してたら綺麗なことが当たり前
美人、かわいい人を見慣れてしまう
上には上がいるのが現実
(特に一度レベルの高いところで働くと身の程を知る。つらい)
アジアのキャバクラでかわいいレベルの高いキャストのいる国はどこか??
その答えもあり
ショボすぎず、小難しくもなく程よい文章量の本作なので
読みやすくも満足感があります
- キャバクラ・風俗 大好きおじさん
- 普段は本なんて読まない!アホなキャバ嬢
- 海外転勤が決まって絶望してるサラリーマン
- 自分探しの旅をしている旅人・バックパッカー
幅広い人にオススメしたい一冊です
それにしても…
某国はもっと稼げると思ってた
いつか行きたかったからガッカリ
(某国がどこか、本著でご確認を)
もし稼げる海外キャバクラ情報があったとしても、簡単にネットに情報は出回らないでしょうね
キャバ嬢にとって、おいしい話は内緒にしておきたい
ライバルが増えたら困るから
単純な理由です
そんな中、ぶっ飛んだ情報も惜しみなく公開してくれた
カワノアユミさんに感謝
(クソ客のLINEスクショ晒しも笑えた。犯罪者駐在員くたばれ!!)